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健康にとてもいいウォーキングです。 最初からハードルを高くしないことが長く続けるコツです。 ★ 少しずつでも毎日続ければ効果があり、1日1万歩でなくてもOK ウォーキングは健康のためにとてもいい有酸素運動です。毎日の歩数の目標値として「1日1万歩」などとよくいわれますね。 ですが、1万歩は時間に換算すると約1時間半です。普段の生活でよく歩く人にとってはクリアできなくもない歩数ですが、デスクワークや車移動中心の人にとってはなかなかハードルが高いのではないでしょうか。 「継続は力なり」ということわざがありますが、ウォーキングも続けることが大切です。まずは1日500歩多く歩くことから始めてみましょう。 500歩は、歩幅を70cmとすると300mほどの距離になります。時間にすると、おそらく5分間もかからないくらいで、早足の人ならば2〜3分間でしょうか。今まで歩いていた距離よりも5分間多く歩くのであれば、がんばってみようかな、と思えるのではないでしょうか。 家から駅まで歩くようにする、少し遠回りをしてみるなど、日常の中でほんの少し工夫してみましょう。 ★ 効果的なウォーキングは、20分間を目安に たとえば5分間のウォーキングを1日に何回も積み重ねるのももちろんいいですが、より効果的に行うには、1回のウォーキングで20分間は歩き続けることをおすすめします。 20分間ウォーキングをすると基礎代謝が上がり脂肪燃焼を促してくれるのです。ポカポカとじんわり汗をかくぐらいが理想的です。減量効果もありますので、ダイエット中の人にとてもおすすめです。 【ウォーキングのような有酸素運動は長く行わないと意味がないというのは、実はウソ】 「有酸素運動は20分間以上行わないと意味がない」という噂を聞いたことがありませんか。これはじじつではありません。ではなぜ、20分間という数字が出てきたのでしょう。これは運動をするときに使われるエネルギーの種類が関係しているのでしょう。 運動を開始したとき、エネルギーとして消費される栄養素の約6割が糖質、約4割が脂質です。そしてこれが、運動を開始してから20分間くらいで同程度の割合になり、以降は脂質を消費する割合が増えていくのです。 つまり「20分間以上」は、運動で脂肪をより効率よく燃焼させられる時間ということです。それ以下の時間でも脂肪を燃焼させることはできるため、「意味がない」というのは誤解なのです。たとえ短時間でも、毎日きちんと続ければ効果が期待できます。 |
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