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与えすぎは子どもをダメにする


子どもに何でも買い与えて育てたり、あるいは、やみ雲に溺愛したりすることを「母慈滅子の弊害を招く」といいますが、このような状態で子どもを育てますと、子どもが社会に出て一人前に仕事ができず、なにごとも人を頼って自立心がなくなり、社会で役に立たない人材になります。



これは金銭的にもいえることで、何でも好きなように買い与えたりしていると、とても子どもは独り立ちできなくなります。


自然界では早い時期に親は子を放し、子は親から離れて巣立つというのが、当たり前の営みです。

しかし、人間はどうでしょう。

最近は少子化の影響もあって、子はいつまでも親に頼る傾向があり、親も子に頼られることを嬉しいとさえ思っているようです。
そうした関係を一概に否定するつもりはありませんが、金銭的なかまいすぎは、けっしてよい結果をもたらしません。

車が欲しい、結婚資金を出して欲しい、家の頭金を援助して欲しい、孫が生まれれば雛飾り、鎧兜、と、それこそ湯水のように子や孫にお金を使う親がいますが、お金を出すようになりますと、自然と口も出すようになるものです。

もし、子どもが結婚して家が欲しいといったとき、資金のいくらかで援助しますと、どうしても金を提供したほうが強い関係になるため、親が「今日はちょっと泊めてくれるか」といえば、子どもとしてはしぶしぶでも泊めざるを得なくなるでしょう。

こうなると、子どもの嫁と姑との関係だって、ギクシャクしたものになり、あるいは子ども夫婦にとっても、夫婦喧嘩の要因になることだってあります。

もし親が子どもより長生きするのであれば、いくら手助けをしてやってもいいでしょうが、いずれは親が先に死んでしまうわけですから、早いうちに独り立ちできるように訓練をさせておく必要があるのです。
そのためには、親も子も、お互いに頼りすぎず、またお互いの生活に干渉しないように、お金も口も出さないことです。

親が成人になった子どもを助けるときは、子どもが本当の窮地に陥って二進も三進も行かなくなったときであり、そのときには、できる限りの援助をしてやるのが親の心構えでしょう。

要は子どもにお金をむやみに与えず、早く独り立ちできるように導いてやることです。





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