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退職する頃になると、現在、住んでいる家も古く感じるようになって、リフォームしたいという気持ちも高まってくるものです。 たしかに、これから自宅で老後を快適に過ごそうと思えば、風呂もトイレも段差がなく、暖房設備も取り入れたいところでしょう。 いずれにしても、快適な老後生活を送るためには住環境は非常に大切です。 できるだけ清潔感のある家で、ピアノの自動演奏でも聴きながら、ゆっくりとコーヒーを傾けてみたいと思うものです。 ただ、日々の掃除の手入れになどを考えると、憂うつになるのも事実ですが、たとえスペースはそれほど広くなくても、住まいが清潔できれいに片付いていることが、快適に暮らす基盤になるのはいうまでもありません。 ただし、風呂場やキッチンなど水周りの掃除はけっこう大変なものです。 掃除をするのが苦になるように感じだしたら、掃除の代行サービスを頼むという方法もあります。 風呂場、キッチンなど掃除が必要なスペースだけ頼めるし、シルバー人材センターなどから派遣してもらえば、費用もそれほどかかりません。 風呂場は汚れ放題、キッチンは洗い物がたまっているという生活では、気持ちが滅入ってきます。 掃除の出費は快適生活のための必要経費と考えましょう。 また、買い物が大変になってきたという人がいれば、これも家事代行サービスがあるから利用すればいいでしょう。あるいは、近くのスーパーでまとめ買いをして、そのときはタクシーや配達サービスを使うという方法もあります。 ひとり暮らしになると、食事もコンビニ弁当がつづくなど、おろそかになりがちですが、これでは健康維持の面でも問題だし、楽しみの一つである食事が味気ないものになってしまいます。 現在は、栄養バランスもバリエーションも考えたメニューを届けてくれるサービスもあるから、一度、検討してみるのも良いでしょう。 こうした生活に必要な経費は惜しまないことも、老後を楽しく暮らす重要なポイントなります。
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