|
★ 定期付終身保険は定期部分を解約しよう Aさん夫婦は、現在58歳の夫の定年退職を2年後に控え、毎月の負担の大きい生命保険を見直すことにしました。 マイホームのローンは完済済みも貯金は約2,000万円あり、年金も夫婦で年300万円(月額25万円)もらえそうです。 堅実な暮らしぶりなので年300万円の生活費があれば十分ですから、今後の生活資金を切り詰める必要はなさそうですが、Aさん夫婦は「定年後には夫婦で海外旅行を年2回はしたい」「孫たちにできるだけ援助したい」と考えているので、少し不安になってきました。 改めて家計を見直すと毎月4万5,000円のも生命保険料を支払っています。加入している定期付終身保険は4,000万円の死亡保障が保険料の払い込みが終わる60歳まで続き、その後は終身保険の死亡保障300万円まで減る設計です。 さて、定期付終身保険で注意すべき点は、一生涯保障されるのは終身部分の300万円だけで、4,000万円の保障が一生涯続くわけではない点です。 死亡保障学は基本的には年齢を重ねるにつれ、減らしてかまいません。そもそも子どもが独立し、定年を2年誤に控えるAさんに、4,000万円の死亡保障は高すぎます。 結局、葬儀代とお墓代程度のお金を残し、終身保険部分の300万円だけ残して、定期保険部分を解約。毎月の保険料は1万5,000円程度まで抑えられました。 ちなみに、60歳で満期になる定期部分を65歳まで口唇すると、約1.5倍〜2倍に保険料は跳ね上がります。 死亡保険は、子どもが独立したら減らしてしまって大丈夫!
|
|
|||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||