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魚に含まれている脂質には、脳の若々しさを保つ効果や、命に関するさまざまなリスクを防いでくれる効果があります。 ★ 魚パワーで認知症を防いで脳をイキイキと保とう 魚が認知症を防ぐ働きをするということは、世界中の研究結果から明らかになっています。魚に含まれている「DHA」の効能によるものです。 背の青い魚の脂に含まれているDHAは高脂血症を改善し、心筋梗塞のリスクを減らすことが分かっていました。 認知症における研究でも、アルツハイマー病がかなり進行したマウスにDHAを3ヶ月与えたところ、アルツハイマー病の特徴として脳に現れる老人班の面積が40％も減少したのだそうです。 魚のDHAパワーは、アルツハイマー病や認知症においてとても有効なことが証明されたわけです。 DHAが豊富に含まれている魚は、マグロやブリ、サバ、ウナギ、サケ、サンマ、マイワシなど。 生魚は苦手という人も多いと思いますが、嬉しいことにDHAは、干物でも摂取できるのだそうです。脳を若々しく保つためにも、1日に一切れを目標に取りたいものですね。 ★ サケの色素、アスタキサンチンには健康長寿をサポートする効果が また、若々しさと長生きにかかせない魚といえば、サケです。サケの赤身には、抗加齢効果があるのです。これは、サケのいわゆるサーモンピンクを作っている「アスタキサンチン」という色素のおかげです。 ロメ羽化や動脈硬化の原因のひとつに、体の酸化がいわれていますが、アスタキサンチンは、抗酸化力がとても強いのです。サケは、ビタミンA・B2・D・Eや、DHA、EPA(DHAと同じく魚の脂肪分)なども豊富です。 |
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