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「定期付終身保険」とは、どういうものですか?


「定期保険」と「終身保険」を組み合わせたものです。
正式には、定期保険特約付終身保険といいます。
主契約の「終身保険」に「定期保険」が特約としてプラスされたものです。




1) 定期付終身保険の特徴

終身保険に特約として定期保険が付いた保険で、一生涯保障を確保しながら保険料の安い定期保険で若い時の保障を厚くしている仕組みになっています。
定期保険特約の部分は、初めから保険期間があり保険料は高いのですが、保険料が上がらない「全期型」と、最初は安い保険料で更新時に保険料が値上がりする「更新型」と2種類あり、トータルでみると「全期型」の方が保険料は安くなります。
そして保障額の合計(終身部分+定期特約部分)が終身保険金額の何倍かにより、20倍型、25倍型などと呼ばれています。

2) 定期付終身保険の誤解と落とし穴高額保障が一生涯続くか

よくある誤解ですが、定期特約の期間が終了した時点で、保障は終身保険のみの保険料になるので高額保障はなくなり、保険金は減ります。これを最初にしっかり把握しておかないと後で後悔することになるので注意してください。

3) 貯蓄性があるか

毎月の保険料に終身保険が占める部分は2〜3割なので、いくら終身部分に貯蓄性があると言っても60歳で解約して戻ってくるのはごくわずかなので、貯蓄性は期待出来ません。

4) 定期付終身保険をお勧めしたい人

死亡時、家族の生活費を保険金で残したい人 定期保険特約期間終了後は保証額が大きく下がりますが、月々の保険料1〜3万円程度で数千万円の死亡保障を確保出来ます。

【定期付き終身保険】
   イメージ図

・保険金額は、一般に終身保険の保障額の「○倍」などで設定されます。
・少ない保険料で大きな保障が買える。
・ほとんどのタイプが掛け捨てタイプ。
特 約 定期保険








主契約
終 身 保 険

30歳     40歳     50歳     60歳
加入                    保険料
                       払込終了

・一生涯続く保障で安心。
・定期保険に比べて保険金額が少なく保障料は高め。
・いざというとき、うれしい解約返戻金あり。





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