|
★ 投資商品のリスクとリターンはさまざま 「貯蓄」と「投資」の端的な違いは、元本保証の有無にあります。貯蓄は元本保証がありますが、大きなリターンは望めません。投資商品には元本保証はありませんが、大きなリターンを期待できます。 投資対象によってリスク・リターンは異なりますが、その関係性は次のようになります。 より大きなリターンが期待できるほどリスクは大きくなるので、リスクをコントロールしながら投資する姿勢が大切です。 そのリスクコントロールの代表的な方法が「分散投資」という考え方です。投資対象の分散はもちろんですが、投資するタイミングの分散などを組み合わせてリスクの低減を目指します。 たとえば、株式投資をする際に複数銘柄に分散投資すると、銘柄Aが下がっても、銘柄Bが上がるといったように、ポートフォリオ全体の値動きはマイルドになります。 国内株式と外国株式、国債を組み合わせて買う「資産の分散」や、時間をずらして買う「時間の分散」も分散投資の方法です。 同じような値動きのものを組み合わせても無意味なので、各金融商品の値動きのしくみなどを勉強する必要があります。 実際に取引する際は、自分なりのルールを決めることが重要です。 たとえば、「10%下がったら損失拡大を防ぐために売る」などと決めておきます。ルールがないばかりに、価格が下落しても「上がる」と根拠のない希望的観測のもと損失を拡大させる人が多いのです。 投資は実現性の高いほうに賭ける「ギャンブル」のような側面があることも念頭に置いておくことが大切です。
|
|
|||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||