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ひとり旅を楽しむのも贅沢な遊び方のひとつ


あなたは結婚してから、ひとりで旅をした経験はあるでしょうか。

ほとんどの人は、そんなのは無理だったと答えるでしょう。


結婚すれば、子どもができ、子育てには何年もかかります。



子育てが終了すれば、その頃には年齢的にも責任ある仕事を任せられてバリバリ働いているはずです。

ひとり旅ができるほどの時間の余裕もお金の余裕もなかったのが実情で、旅といえば、子供連れの家族旅行であったり、郷里への帰省といったことが目的だったはずです。

もちろん、家族一緒の旅行でテーマパークへ行くのも楽しいし、そこで妻や子どもたちの笑顔を見ながら、ビールを一杯するのも良かったでしょう。

でも、旅行先は妻や子ども優先で決定されたものであり、本当にあなたの行きたかった場所であったかどうかは疑問です。

なにぶん、現役時代は、家族奉仕が目的みたいなものだから、それを実現するためには、けっこう気持ちも体もヘトヘトになったのではないですか。

リタイア後のあなたには、時間がたっぷりあって、自分ひとりで楽しむこともできるだけの余裕もありますので、これからはひとり旅」を、存分に楽しんでみてはどうでしょう。

行きたい目的地に新幹線や飛行機を利用して一足飛びに到着する、という旅でももちろんよいでしょうが、時間に余裕がたっぷりあるわけですから、ひとりを満喫するにはローカル線の旅もいいものです。

思いついたら、気ままに列車に飛び乗り、降りたい駅で降り、周囲を散策したり、そこから出るバスに乗って周辺の生活ぶりを眺めるというのも、贅沢な旅の過ごし方ではないでしょうか。

目的地も日程もあらかじめ決めずに、心のおもむくまま、気の向くままに、見知らぬ土地を巡るのも面白い弟子ありませんか。

またバスツァーのひとりとなって旅するのもいいし、肩書きを取り払った人とのふれあいは、きっと新鮮です。

妻もこれまで苦労をかけたのだから、どこか外国へでも連れて行ってやりたいだろうし、子どもや孫ともいっしょに連れていってやりたい」と思って計画を立てるのもいいでしょうが、自分だけの旅を楽しむのもリタイア後だからこそできる贅沢な遊び方です。




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