|
あなたが現在、現役で働いていてそれなりの収入を得ているなら、遊ぶお金ぐらいは自由に使える立場にあるため、遊ぶお金の重要性についてそれほど気に留めていなのではないでしょうか。 しかし、若さの源泉にもなる遊ぶお金を60代以後もずっと持ち続けることは大変なことですので、今からでも少しずつ貯めておくです。 よく考えてみてください。 60歳で定年を迎え、80歳まで元気でおれるとしたら、どれぐらいの遊興費がいるでしょう。 男なら、ゴルフ代、パチンコ代、麻雀代、競馬代などのギャンブル代、そしてカラオケ代、コーヒー代、書籍代、仲間との飲み代、それに女性とのつき合い代までを考慮すると、月3万円使うとして20年間で720万円もいるのです。 もし、月4万円程はいるとしたら1000万円近くになります。 これまではこれらの遊興費をあまり意識せずに使っていたかもしれませんが、収入が限られてくると大変な負担になります。 男は60代であろうと、70代であろうと、遊び心がなくなったら、老け込む一方であり、男としては死んだのも同然の状態になるものです。 第二の人生に入って年金以外に入る収入の道がなくなると、孫の入学祝すらできず、かつてのクラス会に参加することもできなくなり、自然とつき合いを避けるように目立たない存在となり、最後には孤独の中で生活するようになってしまうのです。 人との交際や遊びにはお金がかかるものであり、ちょっと街中で飲んで帰ろうと思ってもタクシー代や電車賃もいることになり、それらを倹約してでなくなるようになると、若さを保つどころか、若さがどんどん加速度的に剥げ落ちていくことでしょう。 あなたは若いからそんなことは遠い先のことだと思うかもしれませんが、定年はもう足もとまで来ているのです。 女性はもともと男と違って、家庭内でひっそりと生活をしてもそれが苦痛になるということはありませんが、男は本質的に外で活躍してこそ生命力が躍動するものであり、それは退職したからといってその本質が消えることはないのです。 ですから、男の本質を残したまま、老後を暮らそう思えば、今から遊興費をしっかりとためておきましょう。 それこそが若さを保つ秘訣です。 |
|
||||